栃木へ疎開した少年時代の話

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1943年、小学5年のとき、栃木の父の実家に縁故疎開しました。
 とにかく休む暇なく働きました。東京で生まれ育ったので畑仕事になかなか慣れず、苦労しました。与えられる食事ではとても足りず、いつも食べ物を探していました。山栗やユリ根はもちろんのこと、畑のトウモロコシや落花生をナマで食べました。カミキリムシの幼虫も食べました。1945年10月帰京した時には、これだけの苦労をしたのだから、自分には何でもできると思いました。
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